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大胸筋矯正サポーターが再びトレンド入りのなぜ?2000年代から令和への歴史を徹底比較

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ネットミームの寿命は本来、極めて短い。半年も経てば消費され尽くし、過去の遺物として忘れ去られるのが常だ。だが大胸筋矯正サポーターは、要所要所で文化的メガホンを持つインフルエンサーや実店舗の流通網と結びつくことで、生命線を更新し続けてきた。

転換点となったのは2017年9月である。ねとらぼ等のネットニュースでも大きく取り上げられた通り、きゃりーぱみゅぱみゅは自身のSNSへ、胸部に鋭利な突起がデザインされた前衛的な衣装写真をアップロードした。その際、「大胸筋矯正サポーターだよ〜」と一言添えたのである。本人のアヴァンギャルドな世界観と、泥臭い2000年代のギャグフレーズとの強烈なギャップ。これにネット民は即座に反応した。

さらに、実店舗でのアプローチも見逃せない。アパレル大手のしまむらは定期的に過去のアニメやネットカルチャーを掘り起こし、コラボレーション商品を展開している。『The World of GOLDEN EGGS』のケビン&ポールをプリントしたスウェットやソックスは、元ネタをリアルタイムで知らない10代の若年層にも「一周回ってシュールで可愛いストリートウェア」として受け入れられた。ネット上のテキスト情報が、物質的な衣類を介して現実世界の若者文化へと再注入された瞬間だった。

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