クローゼットから出した服に黄色く浮き出た古い油染みや、洗濯後に見落として乾燥機にかけてしまった頑固な汚れに対する完全攻略手順です。
ステップ1:乾いた状態で食器用洗剤を原液塗布する
最大の過ちは、最初に水で濡らしてしまうことです。油汚れの周囲に水分のバリアが張られると、界面活性剤の浸透が妨げられます。必ず生地が乾いた状態で、シミの中心に食器用洗剤を2〜3滴直接垂らします。指の腹や使い古した柔らかい歯ブラシの毛先を使い、裏側から当て布をした状態でトントンと軽く叩き込みます。
ステップ2:重曹またはセスキ炭酸ソーダで弱アルカリ環境を作る
油の酸化が進んでいる場合は、食器用洗剤の上から重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)の粉末をひとつまみ振りかけます。アルカリ性に傾けることで、油分中の脂肪酸がケン化反応を起こし、石鹸成分へと変化して水に溶けやすくなります。
ステップ3:50℃のお湯で粉末酸素系漂白剤を溶かし浸け置く
洗面器に50℃前後のお湯を用意し、規定量の粉末酸素系漂白剤をしっかり溶かします。泡が立ち始めた活性化のピーク時に、前処理を終えた衣類を沈めます。浸け置き時間は20分〜30分が理想です。2時間を超える過度な浸け置きは、剥がれた汚れが再付着する原因になるため避けてください。
ステップ4:ぬるま湯ですすぎ、通常の洗濯機洗いへ
浸け置き液から引き上げたら、ぬるま湯で軽くすすぎます。その後、普段使用している弱アルカリ性の洗濯洗剤を使い、洗濯機で標準コース洗いを行います。この最終工程により、遊離した油分と漂白剤成分を完全に洗い流します。
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