Q1: 牛すじを何時間煮込んでも柔らかくならず、硬いままなのはなぜですか?
A1: 主な原因は二つあります。第一に、肉が柔らかくなる前に醤油や味噌などの塩分・調味料を加えたことです。塩分は筋繊維を脱水させて引き締めるため、コラーゲンのゼラチン化を阻害します。第二に、火力が強すぎて激しい沸騰を続けたことです。グツグツ煮立てると水分が蒸発し、肉が縮んでパサつきます。必ず「調味料を入れる前の水(酒)の状態」で、弱火(90℃, 95℃)を保って煮込んでください。
Q2: 圧力鍋を使うと肉がパサパサになってしまいます。防ぐ方法はありますか?
A2: 加圧時間の超過と急激な減圧が原因です。加圧時間は高圧で20分(メンブレン主体の場合は15分)に留め、蒸気抜き弁を無理に倒さず、ピンが自然に落ちるまで20, 30分間余熱でじっくり火を通すことで、肉の水分流出を防ぎしっとり仕上がります。
Q3: 出来上がった牛すじ煮込みは冷凍保存できますか?
A3: 牛すじ肉自体と煮汁は冷凍に非常に強く、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫で約3〜4週間美味しく保存できます。ただし、具材の大根とこんにゃくは冷凍すると細胞が破壊され、スポンジ状にスカスカになって食感が損なわれます。冷凍保存を前提とする場合は、根菜類とこんにゃくを取り除くか、肉と煮汁のみを小分けにして冷凍してください。
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