夏場の7月から8月にかけて気温が上昇すると、サツマイモの蔓は爆発的な勢いで伸長します。この時期に欠かせない重要作業がつる返しです。
蔓の節がコンクリートの隙間や隣の植木鉢などの湿った土に触れると、そこから余計な「不定根」が伸びてしまいます。この根に養分が分散すると、本来太るべき袋の中の芋へ栄養が届かなくなります。定期的に蔓を持ち上げ、袋の外へ伸びた節から生えた根を地面から引き剥がし、株元に向けて優しく巻き戻す作業を月に1〜2回行いましょう。
また、ベランダ特有の高温対策も欠かせません。真夏の直射日光によってコンクリート床の温度は50℃以上に達することがあります。さつまいもバッグを床面に直置きすると地熱で根が茹で上がってしまうため、必ずすのこやフラワースタンドを挟んで5〜10cm底上げし、通気性を確保してください。エアコンの室外機の温風が直接当たる場所を避けることも収穫量を左右する防衛策です。
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