1986年の賞レースを席巻し、第28回日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得した少年隊は、瞬く間にトップアイドルの座へと駆け上がりました。しかし、彼らの真価はブームが去った後、長年にわたる舞台『PLAYZONE』などで磨き続けられた職人気質のエンターテインメント精神にあります。
近年、シティポップの世界的流行や80年代カルチャーの再評価が進むなか、YouTubeやサブスクリプションを通じて『仮面舞踏会』に初めて触れた10代・20代のリスナーから「信じられないクオリティ」「生歌とは思えない安定感」といった驚きの声が相次いでいます。
単なるノスタルジーではなく、音楽の純粋な強度として『仮面舞踏会』が評価され続けている背景には、妥協を許さなかった昭和の職人クリエイターたちの設計思想と、それを120パーセントの精度で具現化した3人の狂気的なまでの鍛錬があります。
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