国内地方都市への進出と並行して進むのが、シンガポールをはじめとする東南アジア市場への布石です。健康志向の高まりを背景に、世界的な和食ブームは寿司やラーメンといった単一カテゴリーから、日常的な「一汁三菜の定食(Teishoku)」へと関心がシフトしています。その中で、炭火でふっくらと焼き上げる日本の伝統的な干物は、高付加価値なヘルシーフードとして富裕層やオフィスワーカーに響くポテンシャルを秘めています。
一方、国内地方展開において最も議論を呼ぶのが「地域限定メニューの存在有無」です。現時点での基本方針は、東京で実績を上げたコアメニューの品質を均一に再現することに置かれています。独自の調達ルートと加工技術によって仕入れた干物を全店一括管理することで、食材ロスを極小化しつつ、全国どこでもブレのない価格と味を提供するインフラが敷かれています。CoCoLo新潟店においても、奇をてらった現地限定魚を用意するのではなく、全国で支持される人気上位メニューを軸に盤石なオペレーションを組む戦略が取られています。
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