結婚相談所の現場において、「運命の人を待ち続ける」姿勢は成婚を阻む最大の障壁として知られています。現代の成婚データによれば、30代以降で「直感的な運命」を重視して活動する会員の成婚率は、現実的な生活価値観やコミュニケーション能力を基準に据える会員と比較して著しく低い水準にとどまります。
結婚相談所のカウンセラーが直面する典型的な事例が、前述の漫画『運命など存在しないので』でも鋭く描かれた「自分を省みず、完全無欠の相手(3人目の運命)を外側に求め続ける」心理状態です。出会う時期やタイミングを星回りや前世の因縁に委ねる受動的な姿勢は、自己改善の機会を永久に奪います。
3人目のパートナーと出会えるか否かを決定づけるのは、運命の巡り合わせではなく、自身の内面的な課題解決が完了しているかどうかです。自己受容ができていない人間は、何回出会いを重ねても「第2の試練の愛(共依存)」を反復し続けます。
Tags: