1998年7月、カンテレ・フジテレビ系でスタートした連続ドラマ『GTO』は、当時のテレビドラマ界の常識を根底から覆しました。元暴走族のリーダーという異色の経歴を持つ教師・鬼塚英吉が、いじめや登校拒否、家庭崩壊といった教育現場の歪みに体当たりで挑む姿は、鬱屈とした空気が漂っていた世紀末の日本社会に鮮烈な風を吹き込みました。
当時24歳だった反町隆史は、主題歌「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」の大ヒットとともに、時代のカリスマへと登りつめます。一方で、同僚教師の冬月あずさを演じた松嶋菜々子は、理想と現実のギャップに悩みながらも成長していく等身大の女性像を瑞々しく演じ切りました。最終回で記録した平均視聴率35.7%という驚異的な数字は、今なお語り継がれる金字塔です。
二人の関係は、作中の教師同士の絶妙な掛け合いを通じて急速に深まりました。互いのプロフェッショナリズムに惹かれ合った二人の馴れ初めは、この運命的な撮影現場からスタートしています。
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