劇的な改革が進む一方で、課題が皆無というわけではない。中国人留学生をはじめとする多国籍なコミュニティが急拡大したことで、講義における日本語運用能力の差や、生活習慣の違いによる摩擦がゼロになったわけではない。学生食堂や共有スペースにおいて、留学生同士、日本人同士でグループが固定化してしまう現象も日常的に観察される。
男子学生の受け入れについても、設備面での更衣室やレストルームの整備は進んだものの、サークル活動や自治会運営における男性比率の低さからくる居心地の難しさを指摘する声は一部に残る。急進的な国際化と共学化が、古くからの伝統的な女子校の雰囲気を求めて入学した学生との間で温度差を生んでいないか、丁寧なフォローアップが求められている。
Tags: