館内の展示は、単に標本が並べられているだけではありません。視覚的な驚きと地質学的・生物学的なストーリーが綿密に計算されています。来館時に必ず足を止めるべきハイライトが「アンモナイトの壁」と名付けられた巨大な展示面です。高さ約3.2メートル、幅約6.7メートルに及ぶ壁面一面に、モロッコ産をはじめとする実物のアンモナイト化石がぎっしりと埋め込まれており、その渦巻きの規則性と数の多さは見る者を圧倒します。
恐竜コーナーでは、頭部から特徴的なトサカ状の突起を伸ばした「チンタオサウルス」の全身骨格標本が圧倒的な存在感を放ちます。草食恐竜ならではの骨格ディテールや、肉食恐竜との対比を間近で見比べることが可能です。
さらに、自由研究に取り組む児童・生徒から絶賛されているのが、壁面に本棚のように並ぶ「ジャンボブック」展示です。高さ数メートルにもなる巨大な百科事典の形をした展示ユニットを開くと、昆虫の微小な翅の構造から鉱物の結晶パターンまで、引き出しや立体模型を通じて深く学習できるよう工夫されています。昆虫展示室では、世界各国の美麗な甲虫や蝶の標本が整然と収蔵されており、昆虫採集や標本作りの基礎を学ぶ最適な教材となっています。
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