フェルト帽子制作において最も多い失敗が「完成したのにきつくて被れない」というトラブルです。コットンリブやニット素材と異なり、ポリエステル製フェルトは横方向への伸縮がほとんど期待できません。そのため、型紙を自作または無料ダウンロードして印刷する際は、実測寸法に対する適切な「ゆとり分」の付加が絶対条件となります。
| 対象年齢の目安 | 平均頭囲の実寸 | 帽子内周の仕上がり目標 | 型紙制作時の推奨ゆとり幅 |
|---|---|---|---|
| 1歳, 2歳 | 46, 48 cm | 48, 50 cm | 実寸 + 2.0 cm(毛量多めは+2.5cm) |
| 3歳, 4歳(年少・年中) | 49, 51 cm | 51, 53 cm | 実寸 + 2.0 cm |
| 5歳, 6歳(年長) | 51, 53 cm | 53, 55 cm | 実寸 + 2.0 cm |
| 小学校低学年(7, 9歳) | 53, 55 cm | 55, 57 cm | 実寸 + 2.0, 2.5 cm |
頭囲を測定する際は、額の中央から耳の付け根の約1cm上を通り、後頭部の一番出っ張っている部分をメジャーで水平に一周させます。測定値に対して+2cmを足した数値を「仕上がり基準内周」とし、さらに縫い合わせ部分の縫い代(通常は片側0.7〜1.0cm、両側で計1.5〜2.0cm)を加算して型紙を切り出します。この2段階の計算を怠らないことが、ジャストサイズに仕上げる最大の鉄則です。
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