高度化したSafariの保護機能を無駄なく引き出すには、iOSの「設定」アプリにおける確認とチューニングが欠かせません。実用性を損なわずにトラッキング防止を最大化するための設定手順は以下の通りです。
第一に、生体認証によるタブ施錠の確認です。「設定」>「Safari」を開き、「プライベートブラウズをロック解除するにはFace ID(Touch ID)を要求」がオンになっていることを確認します。このスイッチが有効であれば、マルチタスク画面のサムネイルでもタブの内容がマスキングされ、画面を覗き見られる心配がなくなります。
第二に、高度なトラッキング保護の適用範囲です。「設定」>「Safari」>「詳細」に進み、「高度な追跡とフィンガープリンティング保護」の項目を確認します。標準では「プライベートブラウズ」にのみ適用されていますが、これを「すべてのブラウズ」に切り替えることで、マイナビニュースが報じたように通常モードであってもプライベートブラウズ同等の強固なトラッカー排除能力を享受できます。
最後に、IPアドレスの露出を防ぎたい場合は、iCloud+の有料機能である「iCloudプライベートリレー」の併用が前提となります。プライベートリレーを有効化すると、Safariのトラフィックがデュアルホップ構成(Appleと第三者プロバイダによる暗号化リレー)を経由するため、ネットワーク管理者やアクセス先サイトの双方に対して実際のIPアドレスと位置情報を隠蔽することが可能になります。
Tags: