道具の準備から実際の固定まで、プロの生産者も実践する手順を4つのステップで解説します。
ステップ1:硬貨の洗浄と消毒
流通している五円玉には目に見えない雑菌や油分が付着しています。傷つきやすい新芽に菌が入ると軟腐病の原因になるため、必ず事前に薄めた中性洗剤と歯ブラシで汚れを落とし、消毒用エタノールで拭き取って完全に乾燥させておきます。
ステップ2:新芽の葉を寄せる
選定した新芽の先端にある小さな若葉2枚を、指先で優しく閉じ合わせるように寄せます。爪を立てたり、無理な角度にねじったりしてはいけません。樹液がにじむほどの刺激を与えると、その後の生長が止まる原因になります。
ステップ3:硬貨をゆっくり滑り込ませる
閉じた葉の先端から五円玉の穴を慎重に通し、下部へ向かってスライドさせます。葉が開く前の節(ふし)を通過したら、新芽の根本付近まで静かに下ろします。少しでも引っかかりを感じたら無理に進めず、葉が柔らかくしなる角度を探してください。
ステップ4:重みによる枝垂れの防止
通した直後の若枝は水分を多く含み柔らかいため、3.75gの五円玉の重みだけでも下を向いてしまうことがあります。必要に応じて小さな園芸用クリップや細い竹串の支柱を添え、枝が上を向いてまっすぐ伸びるように補助します。数週間経ち枝が木質化して太くなれば、支柱は外して問題ありません。
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