湯元湯~眠を起点にすれば、飯田の奥深い歴史と複数の湯を味わう充実した日帰り周遊が完成する。午前中に訪れたいのが、車で約10分の距離にある「飯田市考古資料館」だ。飯田下伊那地域は古くから独自の文化が栄えた土地であり、国史跡の飯沼天神塚古墳をはじめとする出土品や、古代の息吹を伝える展示物がコンパクトにまとまっている。歴史のロマンに触れ、地域の成り立ちに理解を深める知的な導入として申し分ない。
昼過ぎに湯元湯~眠へ移動し、名物の美肌の湯と信州グルメを存分に堪能する。十分な休憩を取った後、夕刻には近隣の「砂払温泉(すなはらいおんせん)」へと足を延ばすのが通のルートだ。七久里の湯の流れを汲む砂払温泉は、また異なる浴感と風情を誇り、湯めぐり愛好家にとって最高のハシゴ湯となる。知的好奇心を満たし、泉質のコントラストを肌で体感するこのルートは、南信州の魅力を半日で濃縮体験できる黄金プランである。
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