ハード面の拡張に先立ち、2026年2月に実施された農産物直売所のリニューアルも見逃せない変化です。下野新聞社が報じたように、改装の主軸に据えられたのは極めて明確な「イチゴ推し」のブランディングでした。
栃木県は言わずと知れたイチゴ生産のトップランナーですが、壬生町周辺は良質な「とちあいか」や「スカイベリー」の主要産地として知られています。リニューアル後の直売所では、出荷農家ごとの糖度や収穫日の情報をクリアに可視化。冷蔵設備付きの専用ショーケースを中央に配し、贈答用から日常消費用まで、従来のスーパーマーケット的な陳列とは一線を画すプレゼンテーションが採用されました。
この特化戦略は飲食店舗棟のご当地グルメにも直結しています。採れたてイチゴを惜しみなく使用した限定スイーツやパフェのほか、壬生町名物の「かんぴょう」を活用した創作メニューや地元産豚肉を使った総菜類が拡充され、食の目利きが集まるフードゾーンへと質的な転換を遂げました。
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