じゃじゃ麺を語る上で、絶対に避けて通れないのが「チータンタン(鶏蛋湯)」です。麺をすべて食べ終えてしまってはいけません。丼の底に一口か二口分の麺と、肉味噌、きゅうりをわずかに残した状態で箸を止めます。
卓上にある生卵をその丼に直接割り入れ、箸で白身と黄身が完全に混ざり合うまで激しく溶きほぐします。店舗であれば「チータンお願いします」と店員に丼を渡すと、店員が麺の茹で汁をたっぷりと注ぎ入れ、さらに肉味噌やネギをひとさじ足して戻してくれます。
自宅で楽しむ場合は、麺を茹でた鍋の熱々の茹で汁をお玉2〜3杯分、溶き卵の入った丼へ一気に注ぎ入れます。熱気で卵がふわっと半熟のかき玉状に固まり、極上のスープが完成します。ここに卓上の塩、コショウ、追加の肉味噌、そしておろし生姜を少々足して自分好みの塩分に調整し、熱いうちに飲み干します。濃厚な味噌味で満たされた胃袋を、優しい出汁と卵の風味が穏やかに包み込むこの瞬間こそ、じゃじゃ麺体験の真のクライマックスです。
Tags: