佐賀女子短大が推し進める国際化の真価が試されたのが、体育館で開催された大規模交流イベント「トークフォークダンス」だ。フォークダンスの隊列のように二重の輪を作り、音楽に合わせてパートナーを次々に交代しながら1対1の対話を重ねるこの対話手法に、日本人学生、中国人留学生、東南アジア諸国からの留学生、教職員、地域住民ら8カ国約400人が集った。
一般的な語学交流イベントは、流暢な外国語を話せる一部の学生だけが盛り上がり、受動的な学生が取り残されがちだ。しかし、この場では「あなたの宝物は何か」「失敗したときどう乗り越えるか」といった身近かつ哲学的な問いが設定され、身振り手振りを交えながら1分ごとに相手と向き合う設計が取られた。参加した学生からは「言葉が完璧に通じなくても、目を合わせて話すことで互いの文化の違いや共通点を肌で実感できた」という声が上がっている。
地域報道機関のサガテレビや佐賀新聞が報じた通り、この取り組みは孤立しがちな外国人留学生と地元学生の精神的な距離を劇的に縮めた。単なるお題目としての「国際交流」を、誰でも参加できる身体的・対話的な体験へと落とし込んだ点は、他大学からも高い評価を受けている。
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