札幌市中央区の目抜き通りに立つ札幌パルコ。その中核テナントとして機能する無印良品は、若年層中心のファッションビルだった同館の客層を全世代型へと拡張する役割を果たしています。
エントランス動線は極めて合理的です。地下鉄東豊線・東西線・南北線が交差する大通駅から地下街「ポールタウン」を経由して館内へ足を踏み入れると、悪天候や積雪を一切気にすることなく館内エレベーターへアクセスできます。一般的な路面型店舗と異なり、上層階(5階・6階)への誘導が必要となるインビル型店舗ですが、パルコ特有のシースルーエスカレーターと中央エレベーターの2系統が確保されており、目的買いの来店客でもストレスを感じにくい設計です。
特筆すべきは、2つのフロアが明確な生活文脈でセグメント化されている点です。雑多な陳列を排除し、天井配管を露出させたスケルトン天井と北海道産木材を随所に採用した内装は、旗艦店ならではの開放感を創出しています。
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